EPSON OPOS ADK(OCXドライバ)のサンプルプログラムを動かしてみよう
EPSONレシートプリンタを制御するには、次の3通りの方法があります。
- OCXドライバを使用する
- シリアルポート/パラレルポートにコマンドを送って、ハードウェアを直接制御する
- Windowsドライバを使用する(Advanced Printer Driver)
ここでは1.のOCXドライバを使って、サンプルプログラムを動かしてみます。
サンプルプログラムを動かすには、あらかじめVisual Basicをインストールしておく必要があります。
OCXドライバとは?
OCXドライバは、OLE技術を用いてPOS用周辺装置を制御できるようにするために開発されたものです。
詳しくは、EPSONサイトをご覧ください。
http://www.i-love-epson.co.jp/dl_sas/about.htm#use
機器の接続
ここでは、以下のように機器をチェーン接続しています。
PC = DM-D110ST(カスタマディスプレイ、シリアルI/F) = TMT883(レシートプリンタ、シリアルI/F) = DWB48MDK(キャッシュドロワ、DKD
I/F)
接続詳細
ご注意
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OCXドライバとAdvanced Printer Driverは同時に使用できません。
OCXドライバを組み込むPCには、Windows Advanced Printer Driverを合わせて組み込まないようにご注意ください。
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レシートプリンタやカスタマディスプレイを接続するCOMポートと同じポートに、他のシリアル機器がインストールされていないことをご確認ください。Win2KやWinXPでは、接続・使用していなくとも、ドライバをインストールするだけでCOMポートが占有されてしまいます。
既に他の機器がインストールされている場合、COMポート番号を変更して、レシートプリンタやカスタマディスプレイのCOMポート番号と重複しないようにしてください。
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OCXドライバで制御する場合、パラレルI/FのTMプリンタでは制限事項があります(詳細なプリンタステータスを取得できない等)。シリアルI/FのTMプリンタを使用してください。
参考
Last Update : 2011/09/09
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