SPT1550
レーザーバーコードスキャナ内蔵PDA |
メーカー:米国Symbol Technologies (製造:日本)
[本製品はメーカー製造終了に伴い、販売終了しました。] SPT1550はPalm Computing PlatformをベースとしたPDAに、レーザーバーコードスキャナを組み込んだ製品です。
レーザーバーコードスキャナはPDA本体に内蔵されているため、超小型でかつシンプルなデザインです。
従来のハンディターミナルと異なり、汎用の日本語PalmOS3.5の上でアプリケーションの実行ができます。
現在PDAとして世界中で最も定評があるPalmコンピュータの数多くのメリットが受けられるほか、超小型レーザースキャナや専用トリガースイッチによる機能が準備されています。 |
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表示はタッチパネル式の液晶表示です。バックライトにより暗いところでも使用できます。
専用アプリケーション開発には、Code Warriorや無料で配布されているGCCという開発系がサポートされています。
ROM 4MB/RAM 8MBという大きなメモリを持っていますので、データ収集にも最適です。
シリアルポートのないパソコンでは、RS232-USB
I-Fコンバータ USB232-00を使用することで、USB経由で接続できます。
※デスクトップパソコン(WindowsMe)にて、USB232-00とSPT1500の接続は確認できました。SPT1550については未評価です。 |
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機種名 |
SPT1550 |
CPU |
DragonBall VZ Processor 33MHz |
Memory |
8 MB RAM / 4 MB Flash ROM |
サイズ |
幅81mm、縦140mm、厚み 17mm |
本体質量 |
154g(電池無し)/171g(電池あり) |
表示LCD |
58mm x 58mm
160 x 160 Dots |
バックライト |
あり |
動作温度 |
10℃〜32℃ |
バーコード種類 |
UPC/EAN/JAN, Code 128, Code 39, Code 93,
Interleaved 2 of 5, Discrete 2 of 5, Codabar, MSI Plessey |
スキャナ範囲 |
最長読取距離:60cm(Code39:55mils)
最短読取距離:5cm(100% UPC),24cm(Code39:55mils) |
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SPT1500(左)とSPT1550(右)
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背面写真
SPT1500(左)とSPT1550(右) |
Q&A
Q.SPT1550とSPT1500との違いは何ですか?
A. 基本的にSPT1500からのマイナーチェンジで、多くのソフトウェアはそのまま動作するものと思われます。
以下に主な変更点をあげます。
- SPT1550はCPUがDragonBall VZ 33MHzとSPT1500の約2倍の速度となりました。
- RAM8MB/ROM4MBとRAM容量が2倍になりました。
- 色が変わりました。(上記写真参照)
本体(ライトグレー→ダークブルー)
ボタン(ライトグレー→メタリック)
トリガ&PWR(グリーン→ブルー)
スタイラスペン(ライトグレー→ブルー)
※色名は正式なものでなく、弊社で見た感じの表現です。
- 背面のクレドールコネクターの防塵カバーがなくなりました。
テクノベインズではSPT1550用の独自の専用のアプリケーション開発を受託にてお受けしております。
[開発事例はこちら]
開発者向け参考情報(SPT1500での情報です。)
製品展示について
旧機種SPT1500は弊社ショースペースにて展示しております。
参考
SPT1550のクイックリファレンスガイド(日本語)は、下記Symbol(US)のWebから入手できます。
SPT
1550 Terminal Quick Reference Guide (Japanese)
本カタログ記載事項は、予告無く変更されることがあります。また記載されているメーカ公表の性能参考値は工場出荷時の代表的な値または設計時の値をあらわすもので、製品個々の性能を保証するものではありません。
Last Update :
2011/09/09 |