RS232-USB I/Fコンバータ USB232-00 |
USB232-00はパソコンのUSBポートに接続することで、RS232シリアルポートを1チャンネル増設することができます。
- Windows用ドライバにより、通常のCOMポートとしてご使用いただくことができます。USB232-00を接続することで、RS232シリアルインターフェース機器を接続することができます。
- 小型なので場所を取らず、ノートパソコンなどRS232インターフェースがないパソコンでもRS232インターフェースの機器が使用できます。
- USBケーブルはコネクタ接続になっていますので、設置場所に合わせた長さのUSBケーブルを接続することができます。(付属ケーブルは約60cm。
USB規格のケーブルは最長5mです。)
- コンバータの電源はUSBから供給されますので、外部電源は必要ありません。
- 通信状態が確認できる3つの表示LED(Link,Rx,Tx)つきです。
使用例
- シリアルインターフェースタイプのキャッシュドロワの接続
- シリアルインターフェースタイプのカスタマディスプレイの接続
- シリアルインターフェースタイプのバーコードスキャナ
- シリアルインターフェースタイプのレジプリンタ
仕様 |
型名 |
USB232-00 |
機器接続側ポート |
D-SUB 9Pinオス |
パソコン接続ポート |
USB TypeB (USB Rev1.1) |
付属USBケーブル |
USB TypeB(USB232側) ⇔ USB TypeA(PC側)
ケーブル長 約60cm |
通信速度 |
110,300,1200,2400,4800,9600,19200,38400,57600,115200BPS |
通信モード |
一般的なCOMポートインタフェースに準ずる。 |
本体寸法 |
D18.8 x W35 x H56 mm |
動作温度 |
0 〜 55℃ |
保存温度 |
-10 〜 55℃ |
相対湿度 |
10 〜 90% 結露無きこと |
付属品 |
USBケーブル、ドライバフロッピー |
*1パソコンへ複数台接続する場合、パソコンのUSBポートが不足する場合、USBHUBをご使用ください。
また、パソコンのシリアルポート仕様など、環境によっては最大数の接続はできない場合があります。
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60cmUSBケーブル(付属)を挿したところ |
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Windows98SE、98Me、2000、XP用ドライバソフトウェア付属
Windows2000SP3でご使用される場合、2.00R8以降のドライバをご使用ください。
USB232-00 最新版のWindowsドライバダウンロードページ:USB232-00デバイスドライバ
Windows 7対応について
テクノベインズの社内環境における動作試験では、USB232-00をWindows7(32bit版)に接続して、添付ユーティリティソフトから動作することを確認しております。
(USB232-00は、Windows 7では、32ビット版OSのみ対応します。64ビット版OSではご使用いただけません。)
参考:Windows
7対応状況
使用方法
USB232-00を使用する場合、最初にデバイスドライバーのインストールが必要です。
初めてWindowsパソコンへUSB232-00を接続するとインストールダイアログが表示されます。 メッセージにしたがって、添付フロッピーからデバイスドライバをインストールします。
インストール終了後、USB232-00は通常のCOMポートとして使用できます。正しくインストールされていない場合、LINK
LEDは点灯しません。
LEDの説明
USB232-00には3つのLEDによる状態表示を行います。
LINK - USB232-00が正しく接続され、Windowsで使用可能な状態を示します。
TX - USB232-00のRS232ポートから送信データが出力されている間、LEDが点灯します。
RX - RS232ポートからUSB232-00へ受信データが入力されている間、LEDが点灯します。
ご注意
- USB232-00は設計仕様上の最高ボーレートは120KBPSとなっております。
USB232-00の設定画面で、115200BPSを超えるボーレートも表示され選択できますが、その指定では正しく動作しない場合がありますので選択しないでください。
- USB232-00の通信ポートをオープンするアプリケーションが動作中(通信実行中)に、USBコネクタからUSB232-00を取り外しますと、予期せぬエラーが発生する原因になります。
また、Windows実行中にUSBコネクタからUSB232-00を取り外し、再び接続する場合、プラングアンドプレィが抜き差しを検出できるように、5秒以上の間隔をあけてください。
- USBを経由してシリアルポートを動作する関係で、PCマザーボードのシリアルポートと比較すると、制御線の動作タイミングが(USBデータパケット通信を行う分)若干遅くなります。独自の通信制御により制御線を高速に操作する場合、応答時間にマージンをお取りいただくことを推奨します。
- 本装置のRS232ポート出力は、コンデンサを用いて+5Vから昇圧して動作するRS232ドライバICを用いています。(一般的なものです。)一部のシリアルインターフェース接続の装置では、外部や内蔵の電源を持たずに、RS232信号線から動作電力を取得し動作するものがあります。これらの装置をUSB232-00に接続した場合、通常の通信時と比べ大きな電流がUSB232-00の出力端子から引き出され、そのためRS232ドライバICの電力が不足する場合があります。
電力不足が発生した場合、送信信号が乱れるため、正しく通信できません。通信エラー等が発生する場合、接続される装置の仕様をご確認ください。
- USB機器には複数のCOM装置を追加できるため、動的にCOM番号を割り付ける必要があります。
USBポートやUSBHubの各ポートは、ポートがそれぞれ異なるの固有認識情報を持ちます。(LANのHUBとは異なります。)
USB232-00はプラグアンドプレイ検出時に、そのUSBポートにUSB232-00が初めて接続された場合、そのポート用にインストールを行い、COM番号を決定します。
取得するCOM番号は、リザーブされているCOM番号をスキップして一番最後に追加されます。
そのため、USB232-00を異なるUSBポートに差し替えた場合、あらたなCOM番号が取得されます。
また、USB機器で固定したCOM番号を強制的に取得する機器を接続した場合、以降正しくCOM番号が取得できなくなることがあります。一旦そのような機器を接続すると、機器削除後もWindowsシステムにドライバやCOMリザーブ情報が残り、以降障害が発生することがあります。
その場合、USB232-00のデバイスドライバをリムーブユーティリティで一旦完全に削除し、再度インストールすることで新たにCOM番号を割り当てなおすことができます。
- 一部のノートPC等で正しく動作が行えないことが確認されています。
※症状:ドライバはインストールできるが、USB232-00のLEDが点灯しない。 該当デバイスのついて、デバイスマネージャで「!」が表示される。
エラーメッセージは「このハードウェアのデバイスドライバを正常に読み込みました。
ハードウェアデバイスが見つかりません(コード41)」となります。
これまでに次の機種で不具合が確認されています。 Sony VAIO PCGSRX3E, VAIO PCG433N, NEC Value Star
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Last Update :
2012/06/14 |