光トランシーバ(SFP/QSFP/CXP)のケージ用コネクタキャップについて
弊社で取り扱っている光トランシーバのケージ用キャップは【SFP】、【QSFP】、【CXP】の3種類です。
SFPケージ用キャップは10種類と種類が豊富なので、各キャップの特徴をまとめました。
形状から【つまみあり】と【つまみなし】で種類を分別することができます。
つまみありの場合、キャップの抜差しがしやすいので、製品保管中の埃からの保護や製品輸送時のケージの保護など取り外しをする用途に向いています。
つまみなしの場合、キャップの抜差しがしにくいので、未使用ポートの埃からの保護、誤挿入防止など、取り外しをしない用途に向いています。
つまみありのSFPケージ用キャップ
内側リブ・・・キャップの内側にリブ(柱)があるため、キャップの変形に強い。
外側リブ・・・キャップの外側にリブ(柱)があるため、キャップとコネクタに若干の隙間ができます。その為、抜差しがしやすい。
UL対応・・・94V-0に対応。
SFPACK-B1
内側にリブがあるキャップの強度はSFPCAPK-B1よりもある。外側にリブがないためケージにぴったりとはまる。
SFPCAPK-B1
一番スタンダードなつまみありのSFPケージ用キャップ。
【使用例】
SFPCK-B1
SFPCAPK-B1のつまみが小さいタイプ。設置場所が狭い場合などにおすすめ。
【使用例】
SFPDCK-B1
内側と外側両方にリブがある。外側にリブがあるため抜差しがしやすい。SFPECK-B1と比べてケージ挿入部分の高さが若干低い。
SFPECK-B1
内側と外側両方にリブがある。外側にリブがあるため抜差しがしやすい。SFPDCK-B1と比べケージ挿入部分の高さが若干高いが、キャップの抜差しに問題はない。
【使用例】
SFPFCK-B1
側面にツメがあり、ケージ内でツメが引っかかりキャップがとまる。製品輸送時のコネクタ保護におすすめ。UL(94V-0)対応。
【使用例】
つまみなしのSFPケージ用キャップ
内側リブ・・・キャップの内側にリブ(柱)があるため、キャップの変形に強い。
外側リブ・・・キャップの外側にリブ(柱)があるため、キャップとコネクタに若干の隙間ができます。その為、抜差しがしやすい。
UL対応・・・94V-0に対応。
SFPACK-B0
内側にリブがあるのでキャップとしての強度はSFPCK-B0よりもある。外側にリブがないためケージにぴったりとはまる。
SFPCK-B0
一番スタンダードなつまみなしのSFPケージ用キャップ。
SFPECK-B0
内側と外側両方にリブがある。外側にリブがあるため抜差しがしやすい。
【使用例】
SFPV0CK-B0
つまみありのQSFPケージ用キャップ
QSFPのケージ用キャップはつまみありのタイプのみ。(2018/03/14 現在)
SFPBCK-B1
内側にリブがあるためキャップの変形に強い。
SFPCCK-B1
内側にリブがあるためキャップの変形に強い。SFPBCK-B1と比べケージ挿入部分の高さが若干高いが、キャップの抜差しに問題はない。
つまみありのCXPケージ用キャップ
CXPのケージ用キャップはつまみありのタイプのみ。(2018/03/14 現在)
CXPACK-B1
内側、外側にリブがないタイプ。
CXPBCK-B1
内側、外側にリブがないタイプ。CXPACK-B1と比べてキャップのツバ部分の高さが若干低い。