DKDインターフェースについて

レジプリンタでは、一般的にＤＫＤ(Drawer Kick Driver)と呼ばれるドロワ接続インターフェースを備えた機種があります。

ＤＫＤはメーカー間で電気的仕様が異なるため、ご使用になるプリンタ機器により適合するドロワを接続する必要があります。（同じコネクターを使用していますが、信号が異なります。）

現在ＤＫＤインターフェースを備えたプリンタを製造しているＥＰＳＯＮ、スター精密、CBMのＤＫＤ仕様を説明します。

プリンタ側DKD仕様

　

製造会社		ＥＰＳＯＮ	CBM	スター精密	カシオ
調査機種		TM-T80M,TM-T80PM TM-U200D TM-U375M TM-L60 TM-H500	CBM-230/231	SP342F TSP300	UP360
推奨コネクタ		52065-6615(molex)	TM3P-66P(ヒロセ)	90075-0007(Molex) 641337(AMP) B-66-4(Japan Burndy)	6極6芯(RJ12)
コネクタ ピン番号	1	FG
	2	ドライブ L1(-)
	3	SW+ TTL/+5V Pull Up	SW+ TTL/+5V Pull Up	+24V DC	ドロアー開閉信号
	4	+24VDC
	5	ドライブ L2(-)
	6	GND	GND	SW- Pull Down Tr Base Input	SG

仕様書レベルでの調査です。

※ソレノイドとは、引出しのロックを電気的にはずすための電磁石のことです。
ソレノイドに電流を流すと、磁気の力でドロワ内部のフックが外れ 、ばねの力で引出しがドロワから押し出されます。
+24Vとソレノイド（ ドライブ）の間にキャッシュドロワのソレノイドを接続します。
DKDプリンタは２系統のソレノイド（ドロワ）を駆動する回路を備えています。

カシオUP360につきましては、お客様からご提供いただきました資料を基に作成いたしました。

ドロワ側ＤＫＤ仕様

機種名		DWC35SDK, DWE48MDK, DWB48MDK, DWT35SDK DLA-58EDIII, DMA-48EDIII, DSA-35EDIII
コネクタ		モジュラージャック RJ12
コネクタ  ピン番号	1	ドロワー本体FG
	2	ソレノイド(-)
	3	ドアSW
	4	ソレノイド(+)
	5	N.C
	6	ドアSW

　

参考

• Cash Drawer - DWB48MDK　（DKD I-F)
• レジプリンタ接続（DKD）タイプ　キャッシュドロワ　DWT35SDK
• Cash Drawer - EPSON DRAWERシリーズ
• キャッシュドロワ
• レシートプリンタ用外付けアラーム

参考技術情報

• VB開発関連　参考情報
• シリアル関連　参考情報
• タッチパネル関連　参考情報
• キーボードインターフェース [PS/2]関連　参考情報
• PC 画面設計関連　参考情報
• UCM関連　参考技術情報
• その他　技術関連参考情報
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Last Update : 2011/09/09