パソコンレジを作ってみよう!第5回 バーコードスキャナを接続してみよう
1)インターフェースの種類 バーコードスキャナのインターフェースにはシリアル接続、PS/2接続及びUSB接続などありますが、現在主流になっているのはPS/2接続及びUSB接続です。PS/2接続の場合はキーボードとインターフェースを共用することになるために問題点を抱えることもあります。USB接続の場合も拡張キーボードとして認識されますがインターフェースを共用しない分問題は少なくなっています。詳細は以下のページを参照してください。 2)パソコンとバーコードスキャナの接続 今回使用するCMX85T-USBはUSB接続となってますのでパソコンのUSBコネクタに直接接続するか、もしくはUSBハブに接続することで利用できます。USBデバイスの場合、初めて接続するときにはデバイスドライバーを要求してきますがCMX85T-USBは本機からキーボードIDを発行しますのでドライバーのインストールは必要ありません。接続した状態で「コンピュータの管理」コンソールを開いてみてください。HIDキーボードデバイスが追加されていれば問題なく接続されています。 3)制御既定 CMX85T-USBはキーボード入力タイプです。このバーコードスキャナを使用すると、キーボードから入力したようにバーコードのもつデータが入力できます。詳細は下記を参照してください。 4)プログラムの作成 今回は以下の環境を使ってプログラムを作成していきます。
注意:Microsoft Visual Studio .NET 若しくは .NET Frameworkがインストールされている環境では正常な開発及び実行ができない場合があります。Microsoft Visual Studio .NETを使用される場合は、今回のサンプルをVisual Basic .NETに置き換えてください。一部言語仕様が異なりますので注意して置き換えてください。 CMX85T-USBを利用するにあたって特別なプログラムを組む必要はありません。TextBoxもしくはComboBoxにフォーカスがセットされていれば問題なく読み取って表示することができます。しかし、このままではバーコードの値が表示されるだけで商品名表示することはできません。通常であれば入力用のダイアログウインドウを表示してバーコードスキャナから入ってきたコードを商品名に変換しますが、POSレジで運用する場合にはそういった処理はできませんので今回はフォームで直接読み込むサンプルを作って見ます。
今回作成したVisual Basicのプロジェクトファイルと実行モジュールを公開しています。
Last Update : 2011/09/09 |
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