今回はちょっとした小話です。
少し前(2010年頃)のネットワークルータを再現してみました。2009年~2010年頃はちょうどGoogle社製のOS、Androidを搭載した端末が市場に出回りました。PC用OSではMicrosoft社Windows7が発売されたり、Windows Server2008が出回り始めた頃です。
今回はそんな時代に活躍したルータと弊社コネクタキャップのお話です。
ルータの写真は、以前に私が良く見ていた場面を再現してみました。通常コンソール等から設定を行っているためにケーブルを差し込んでもネットワークにアクセスはできません。使わないポートを使用不可にすることで不正使用からネットワークを守ります。
ネットワーク諸設定に関しては通常ネットワークエンジニアが管理すると思いますが、複数人での作業になることが多いと思います。そのため使用しないポート名を写真のように掲示していました。
次に、弊社のコネクタキャップをルータに装着してみました。
いかがでしょうか。掲示と併用することで、使わないポートが一目でわかります。
文字による案内の他にコネクタキャップを使うことで、安易な接続も防止できます。
使用したキャップ
LAN側(RJ45)端子 RJ45CAPK-B0
コンソール端子(RS232,D-sub) D9MCAPK-I0
※LAN側端子用に、はめ殺しタイプRJ45LCK-B0もございます。
はめ殺しタイプは情報コンセントなど公共の場での第三者の利用を防止したい場合や、ルータのリースアップまで使わないポートを塞ぐなど、様々な用途がございます。
ネットワーク管理者にとってセキュリティ問題は避けて通れない問題。重要なサーバやルータは鍵付きのラックケースや専用の部屋で運用することもあると思います。しかし、「部署内のサーバやルータなど、身近な所は見逃していた。」等思わぬ落とし穴があることもあります。
「大きな改善策は必要はないが、何らかの対策はしておきたい」
そんな時、弊社のコネクタキャップがお役に立ちます。
ご紹介した製品以外にも、多くのコネクタキャップをご用意しております。
また「こんなキャップが欲しい」等のご要望がございましたらぜひ、お問合せください。