皆様こんにちは。
今回は弊社から近い上野公園や上野公園のお花見事情についてご紹介致します。
既に若葉の芽も色鮮やかな季節となりましたが、ぜひ次回のお花見や話の種としてお役立て下さい。
桜の名所
ご存知の方も多いかもしれませんが、上野公園の桜は日本さくら名所100選(公益財団法人日本さくらの会選定)に選ばれており、多くの観光ガイドや名所として紹介されております。
それだけ有名な上野公園のお花見ですが、その人気は国内だけには留まりません。
成田空港から京成線を利用してそのままお花見に出向く事ができるので、近年は海外旅行客の観光スポットとしても有名です。
日本人だけではなく、国を問わず多種多様な人々がお花見に訪れます。
<出典:Wikipedia-飛鳥山公園より>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E9%B3%A5%E5%B1%B1%E5%85%AC%E5%9C%92
国内で最初の「公園」
さて、そんな上野公園ですが歴史は古く、日本で最初の公園として1873年に太政官布達により指定されました。
しかし、実は同年に公園として指定されている場所は多くあり「その中でも一番最初の公園」というものは私の調べる限りでは分かりませんでした。
どうやら公園として開設日が一番早いのは1873年(明治6年)10月19日の飛鳥山公園のようです。
そのため、飛鳥山公園の方が「日本で最初の公園」として有名なのかもしれません。
そんな飛鳥山公園と同じく、歴史が古い上野公園ですが、
10年程前は老朽化もあり不忍池の周辺の環境や治安はあまり良くなかったと記憶しております。
しかし2010年から2015年まで「上野恩賜公園再生整備事業」が行われ、今では見違えるほどの美しい公園となりました。
年々上野公園に訪れる方が増えてきたのは、この事業が大いに後押ししているのだと感じます。
そのため今年2019年のお花見は「海外旅行客」や「整備事業により増えた国内観光客」で溢れ、満開と呼ばれた本年の3月31日は一歩も進めないほどの賑やかさでした。
これではなかなか桜を見る暇もありません。
そんな時は1週間花見の予定をずらす、というのも一つの手です。
一ヶ月に渡り咲き誇る
実は上野公園の花見の特色は50種類以上の桜の種類が見られます。
これはつまり、桜の種類毎に満開の時期は異なりますから、「満開」と呼ばる日にわざわざ行かなくとも上野公園ではお花見が楽しめます。
満開が発表された3月31日、一週間後の4月7日とお花見に行きましたが一週間後でも充分楽しむことが出来ました。
その時の気温によって様々かもしれませんが、満開日でなくとも上野公園のお花見は楽しめることと思います。
3月下旬にはカンザクラが咲き、4月下旬にはカスミザクラが花開きます。
およそ一ヶ月を通してお花見が出来るのは上野公園の特色の一つです。
賑やかなお花見シーズンも良いですが、ゆったりと散歩を楽しみながら見る桜もなかなか風情があります。
わかばと桜
それでは上野公園にある桜の紹介で本稿を締めたいと思います。
(写真と桜は素人目で判断したものですのでご容赦願います)
先ずは上野公園の入り口、京成線の付近のカンザクラ、ダイカンザクラは3月の初旬から中旬には既に満開で、撮影時の4月の時点では見事な新緑でした。
そこから坂を上がっていくとソメイヨシノが多くご覧いただけます。
ソメイヨシノは上野公園の代表とも言える桜であり、このソメイヨシノが上野公園の多くを占めております。
満開の判断はこのソメイヨシノを基準木としているようです。
こちらは夕焼けに照らされたソメイヨシノです。
さらに上へと登っていきますとアサギリザクラという桜が御座います。
こちらはソメイヨシノよりも遅咲きです。
シーズンを過ぎたあたりで散策されたい方にはピッタリですね。
そこから上野恩賜公園の大噴水まではソメイヨシノがずらりと咲き誇ります。
お花見会場としてはここが一番人が多く賑やかです。
そして現在4月下旬の上野公園は新緑がぐんぐんと伸びてきており、道にはツツジの花が咲いているのを見かけました。
上野公園では次々と花が咲き、緑あふれ、気分も華やぎます。
弊社にお立ち寄りの際は、ぜひ上野公園にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。