UCM-0822A温度測定[技術資料]


グラフ中の一番下の線が室温を測定している部分です。
室温から少し間が開いてある部分がケース表面の温度になります。
ケース表面を触った場合に感じる温度は、この水色の部分です。
上に行くほど、内部温度を示しており、高いものはCPUの表面や電源などになります。

UCM-0822Aでスクリーンセーバーで画面を連続的に書き換えている状態にして、UCM-0822A周囲を箱で囲んで温度計測した結果です。
下のグラフではケース表面が35〜37度程度と人肌程度であることがわかります。
狭い密閉空間におかれた場合のグラフですので、開放された環境では周囲の空気が放熱フィンを流れますので、他の条件が同じあればこれより温度は低くなります。

EPIA-V CPU:C3-800MHz Screen Saver Video Memory refresh continuous test

 

UCM-0822Aで多くのリソースの負荷を異常に高くする特別なベンチマークを走らせた状態での温度計測結果です。
CPUに800MHz C3コアを搭載したEPIA-Vを使用した測定結果です。
最大負荷の場合の発熱と考えることができます。
温度上昇が一定化した後、設置方向を変えて温度の変化も調べています。

EPIA-V CPU:C3-800MHz Winstress Heavy load test

 

以下は通常品ではございませんが、参考までにデータ開示いたします。

CPUに533MHz Edenコアを搭載したEPIA-Vを使用した特別なUCMのベンチマーク測定結果です。
同様のベンチマークを走らせている上記グラフと比較して、発熱がかなり小さくなっていることがわかります。
コントローラやロギングマシンなどで、長時間動作する場合、このモデルは発熱が非常に小さいので最適です。
一番下の周囲温度の波はエアコンによる室内温度調整の影響です。
(本モデルは受注生産品です。)

EPIA-V CPU:Eden-533MHz Winstress Heavy load test

UCM-0522Aベンチマーク温度試験

 

CPUに1GHz C3コアを搭載したEPIA-Vを使用した特別なUCMのベンチマーク測定結果です。
同様のベンチマークを走らせている上記グラフと比較して、発熱がかなり大きくなっていることがわかります。
この状態で許容範囲として限界の線に達しています。(最大CPU表面温度が60度以下)
このテストのように非常にCPU負荷が高いプログラムを長時間連続使用される場合、筐体自体通気性の高い場所に設置いただくなど
運用面での注意が必要です。
(本モデルは受注生産品です。)

EPIA-V CPU:C3-1GHz Winstress Heavy load test

参考



Last Update : 2011/09/09

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