TM-L90で全面ラベルを使用する
以下はTML90U101をWindowsXPで使用する場合の説明です。
TM-L90はサーマルラベルプリンタです。レシート発行の他に、ラベル発行を行うことができます。
ラベルプリンタとして使用する場合、通常は「TM-L90
Label」用ドライバをインストールしますが、全面ラベルを使用する場合は、「TM-L90
Receipt」用ドライバをインストールします。
全面ラベルにはブラックマーク(台紙裏の黒いマーク。ラベルの頭出し検出用)がありませんので、「TM-L90Label」で使用すると、ブラックマークを検出しようとして、ラベルをずっと送り続けてしまいます。
1.EPSON Webサイトより、プリンタドライバをダウンロードしておきます。
http://www.i-love-epson.co.jp/dl_sas/index.htm
2.TMプリンタをPCに接続する前に、プリンタドライバのインストールを行います。
インストーラADT208J.exeを実行します。
「使用許諾契約に同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。
ファイルを保存するフォルダを確認の上、「次へ」をクリックします。
「OSの選択」で、お使いのOSが選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
モジュールの選択を行います。全面ラベルを使用するにあたり、EPSON
TM-L90 Receiptを選択します。
この例ではUSB I/F(TML90U101)を使用していますので、USB
Driverも選択しています。
選択したモジュールを確認の上、「完了」をクリックします。
インストールが開始されます。
インストールが完了すると、上記の画面が表示されます。「はい」をクリックすると、PCが再起動します。各種設定を有効にするためには、PCの再起動が必要です。
1.PC本体の電源を入れます。
2.ACアダプタ(PS-180・AC-170)を、TM-L90に接続します。
3.ACアダプタをコンセントに接続します。
4.USBケーブルのBコネクタを、TM-L90に接続します。
5.TM-L90の電源を入れます。
6.USBケーブルのAコネクタを、PCのUSBポートに接続します。
TM-L90を初めてPCに接続すると、「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されます。
「一覧または特定の場所からインストールする」を選択し、「次へ」をクリックします。
「次の場所を含める」にチェックを入れ、「\EPSON Advanced
Printer Driver\USB Driver」がある場所を指定、「次へ」をクリックします。
上記の画面が表示されますが、問題ありません。「続行」をクリックします。
「完了」をクリックして、インストールを終了します。
TML90U101が正常にインストールされていることを確認します。
スタート => マイコンピュータ マウス右クリック => プロパティ => ハードウェア => デバイスマネージャ => USBコントローラ
上記のように、「EPSON USB Controller for TM/BA/EU Printers」と表示されます。
いったんUSBデバイスドライバのインストールが完了すると、2回目以降は接続するだけで自動的にUSBドライバを読み込み、動作します。
スタート => コントロールパネル => プリンタとその他のハードウェア => プリンタとFAX
以下の画面が表示されます。
TM-L90 Receiptを選択、マウス右クリック => プロパティをクリックします。
上記画面が表示されます。「ポート」タブを選択、ポートで、「TMUSB000-Printer」にチェックを入れます。
「デバイスの設定」タブのReport[Cut]欄で、使用するラベルサイズを選択します。
ここではNTL080-ZHIを使用しますので、80*297mmを選択します。
Report[Cut]以外は、「使用しない」に設定します。
上記設定後、「適用」をクリック、「OK」をクリックします。
これらの設定により、ドキュメントの最後でラベルをカットします。ラベルごとに必要な長さでカットしますので、ラベルが無駄になりません。
ここではWord2000から印字を行います。
ダミーのドキュメントを用意します。
ファイル => ページ設定 => 用紙サイズタブ
「用紙サイズ」で「80*297mmを」選択します。
「余白」タブで、任意の余白を設定します。「OK」をクリックします。
印刷を実行します。ラベルが印字されます。ドキュメントの最後でラベルがカットされます。
ラベルごとに必要な長さでカットしますので、ラベルが無駄になりません。
参考
Last Update : 2011/09/09
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