サウンドボックスはWi-Fiの2.4GHz帯の周波数を使用するため、他のWi-Fiネットワークとの電波干渉が発生する可能性があります。
ここでは、電波干渉の予防と対策について説明します。
※ 電波干渉とは、他の電波や障害物によって電波が混線して正常に通信できなくなることです。
Wi-Fiルータとサウンドボックスの間になるべく物理的な障害物を置かないで下さい。 Wi-Fiの電波は、金属や家具、壁などの物理的な障害物によって遮られやすく電波が届きにくくなります。 Wi-Fiルータは、利用する場所の中央や高い位置に設置するなど、障害物を避ける場所に設置して下さい。
Wi-Fiルータが使用しているチャンネルを電波干渉の少ないチャンネルに変更して下さい。
ただし、空いているチャンネルは時間とともに変化する可能性が高いので、しばらく電波状況を調査した後に、
変更するチャンネルを決めてください。
電波干渉の少ないチャンネルはWi-Fiアナライザーアプリを使用して確認することができます。
以下はAndroid端末にWi-Fiアナライザーをインストールした例です。Wi-Fiアナライザーの各チャンネルの電波状況をキャプチャしています。
画面の下部の赤枠で囲んだ部分に1~13のチャンネルが表示されています。各チャンネルを使用しているWi-Fiルータの
信号強度を表すグラフが上部に表示されています。
画面上部の赤矢印をつけたグラフが今回チャンネルを変更するWi-Fiルータです。
まず、Androidなどの端末からチャンネル変更したいWi-Fiルータに接続します。 次にブラウザのURLにWi-FiルータのIPアドレスを入力します。 Wi-FiルータのIPアドレス、ログインユーザ名、パスワードは各Wi-Fiルータの説明書に記載されています。 ここでは「http://192.168.2.1/」にアクセスします。ログイン画面が表示されるので、ユーザ名、パスワードを入力してログインします。
ログイン後、Wi-Fi設定から、SSIDの設定画面を開きます。 チャンネルをここでは13に変更します。設定を保存すると、Wi-Fiルータが再起動します。
再度Wi-Fiアナライザーを開くと、設定変更したWi-Fiルータのチャンネルグラフがチャンネル13と表示されています。 画面上部の赤矢印をつけたグラフがチャンネル変更後のWi-Fiルータです。
その他の対策として、以下の方法が挙げられます。