DS1206は小さなボディに高機能がぎっしりと詰め込まれています。

プログラムを作成し、組み込むことで、ネットワークやシリアル通信などを利用した各種コントローラになります。
提供される開発環境TIDE[英語環境]により、コントローラ内のFlushメモリに書き込みます。
DS1206を有効に利用するために提供されているライブラリにより、DS1206のハードウェア機能を利用できます。

開発言語は、Tibbo Basicと呼ばれる専用BASICコンパイラを用い、P-Codeにコンパイルされたプログラムを生成します。

コンパイラを含む開発環境はTibbo社から無償でダウンロードできます。
開発中やコンパイルされたプログラムは、ネットワーク経由でDS1206のフラッシュメモリに書き込めます。
開発環境は英語版のため、環境内で日本語の編集はできません。　外部のテキストエディタ等で編集されたソースに日本語を含むことは可能です。

DS1206は１個のD-Sub ９Pin RS232シリアルポートを持ちます。

D-Sub9ピンコネクタは、通常のシリアルポート1chとしてご使用いただけるほか、プログラムから設定を行うことで、複数 （TX3ch, RX4ch)のシリアルポートや、入出力、電源１２Vの入出力として機能することができます。

Tibbo Basicライブラリによるネットワーク機能の実装。

TCP通信として、HTTPモードを用いたプログラムを作成すると、簡易的 なWebサーバを構築することができます。
設定画面等の固定ページをWebサーバとして作成することで、Webブラウザとの通信が可能です。[Webサーバとしてのプログラム作成知識が必要です。]

POSTデータを受け取ることが可能なので、対応したプログラムを作成することで、複雑なWeb動作に対応することができます。

　

EM1206は、DS1206の内部モジュールです。

EM1206を機器に組み込むことで、DS1206と同様にネットワーク対応や機器コントロールが可能となります。
機器組み込みやプログラムの開発のご相談はテクノベインズまでお問い合わせください。
DS1206は、EM1206、DC-DC電源回路(9〜24V)、RS232シリアルインターフェースなどの回路基板が搭載されケースに入っています。
EM1206を独自に組み込むことで、DS1206ではコネクタ数の制限から利用できない機能もご利用いただけます。