Windows2000のキーボード問題
Windows2000にバーコードスキャナを接続すると英語キーボードとなる。
Windows 2000 の既定では、HID キーボード
デバイスに対して英語 101/102
キーボード配列が指定されています。
USBキーボードはHID キーボード デバイスですので、USBキーボードやUSBバーコードスキャナを接続すると、英語
101/102 キーボード配列が設定されてしまいます。
また、106/109キーボード(PS/2タイプインターフェースの通常の日本語キーボード)でも、パソコンの電源管理がACPIモードでインストールした場合、ほとんどのケースでACPI
BIOSが接続キーボードが英語 101
キーボードであるという誤ったアンサーを返すために同様の問題が発生します。
Windows 2000ではキーボードの種類が1種類しかもてないため、バーコードスキャナを接続した際に上記が発生すると、お使いのキーボードの状態も英語モードに変化してしまいます。
マイクロソフトによる回避策
キーボード配列を日本語 106/109
キーボード配列に変更したい場合には、デバイス
マネージャから以下の手順で手動で日本語 106/109
キーボードに変更してください。
- デバイス マネージャのキーボードにある[英語 101/102
キーボードまたは Microsoft Natual PS/2
キーボード]をダブルクリックします。
- [ドライバ] タブを選択し [ドライバの更新]
をクリックします。
- ウィザードにしたがい、「このデバイスの既知のドライバを表示してその一覧から選択する」にチェックをして
[次へ] をクリックします。
- 「このデバイス
クラスのハードウェアをすべて表示」をチェックして、[日本語キーボード
(106/109 キー) ] を選択して [次へ] をクリックします。
- ウィザードにしたがってドライバを更新してコンピュータを再起動します。
※上記はJP416037からの転載です。下記マイクロソフトのページで詳細が参照できます。
[NT]USB キーボードデバイス接続後に英語101キーボード配列になる
Microsoft
Knowledge Base Article - JP416037
この問題はWindows自体の問題であり、接続するキーボードやバーコードスキャナ側で回避できません。
お手数ですが、同問題発生の場合はWindowsの設定を正しく修整いただきますようお願い申し上げます。
参照
その他Windows2000以外でも同様のキーボード障害対策例がマイクロソフトで提示されています。
下記をご参照ください。
[WINXP:MSKB] 101 英語キーとして認識される
Microsoft
Knowledge Base Article - JP418323
[WinMe] 英語USBキーボードを接続すると106キーボードとして動作する
Microsoft
Knowledge Base Article - JP416231
[WinMe]106日本語USBキーボード接続後に101英語キーボード配列になる
Microsoft
Knowledge Base Article - JP416409
[NT] デバイスマネージャで日本語106キーボードが英語101キーボードと表示
Microsoft
Knowledge Base Article - JP415060
USBキーボード使用のNT4からアップグレード後キーボード配列が101になる
Microsoft
Knowledge Base Article - JP417300
NEC109日本語USBキーボードをアップグレード後101英語キーボード配列になる
マイクロソフト
サポート技術情報 - JP417390
USB
キーボードデバイス接続後もキーボード配列の変更が行われない
マイクロソフト
サポート技術情報 - JP417382
英語 101/102 配列キーボードを使用していた場合ならびに
ドライバを更新する際のご注意
Microsoftハードウェア
本ページの内容はマイクロソフト社により一般公表されている内容です。
障害内容は対応状況により更新されていますのでご注意ください。
ナレッジベースデータにリンクを行っていますので、更新によりリンク切れが発生する場合があります。
参考
Last Update : 2011/09/09
|