RS232制御線通信を制御するためにハードウェア制御線が準備されています。 送信要求の端末レディなどの信号線がありますが、基本的な考え方は相手のデータ送信を止める事にあります。 ハードウェア制御線を使用した制御とXON/XOFFを用いたソフトウェア制御では、管理の考え方が異なります。 制御線を理解するうえで実際の通信を考えて見ます。 一般的にシリアル通信を行う場合、受信バッファを設けます。また、シリアル通信を行う通信LSI内部にもFIFOと呼ばれる受信メモリがあります。
基本となる話ですので、受信FIFOがなかった場合でまず解説します。 シリアル通信が開始された場合、1文字分のデータが受信された時点でそのデータをシリアル通信LSIから引き取る必要があります。 もし受信したデータを引き取らないと、次に1文字分のデータが受信された時点で受信データのラッチが更新され、古いデータはきえてしまいそのデータが引き取られなかったことになります。 この状態をバッファオーバーランと呼びます。
通信LSI内部の受信回路に設けられたFIFOは
制御線
Last Update : 2011/09/09 |
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