JAN商品メーカーコード9桁化について


現在JANコードは流通コードセンターによりJAN商品メーカーコードが発行されていますが、EANからの勧告により、2001年1月新規受付分からJAN商品メーカーコードの桁数が7桁から9桁に変更されました。

旧体系では1つの国コードで管理できるメーカー数が5桁分(100000社分)しかないため、国コード45の追加が行われましたが、企業コード枠を広げることにより 、より多くの企業コードの発行が可能になりました。
新規枠として4000000社分ですから旧体系の200000社分の20倍となります。

しかし、これに伴い1メーカーコードで使用できる商品アイテムコード数が、5桁(100000個分)から3桁(1000個分)に減りました。
商品数が増えた場合、複数の企業コードを追加コードとして使用することになります。

フォーマットは以下のようになります。

旧体系 JAN商品メーカーコード7桁

商品メーカーコード 商品アイテムコード チェックデジット
桁数 7桁 5桁 1桁
M1 M2 M3 M4 M5 M6 M7 I1 I2 I3 I4 I5 C/D

M1,M2は国コード49または45

100000アイテム
4 5 4 3 3 4 0 0 0 0 0 1 0

 

新体系 JAN商品メーカーコード9桁

商品メーカーコード 商品アイテムコード チェックデジット
桁数 9桁 3桁 1桁
4 5 M3 M4 M5 M6 M7 M8 M9 I1 I2 I3 C/D

M3は6〜9

1000アイテム
4 5 6 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2

 

参考

  • JANコード全体での桁数(13桁)は変更ありません。
  • 2000年1月以前にJAN商品メーカーコードの適用を受けている場合、そのコードに関する変更はありません。
    2001年以降でも100000個までの商品アイテムコードを使用できます。
  • 旧体系/新体系は先頭3桁で判別できます。JANとして割り当てられている国コード49と45
    先頭が49 または 450から455は旧体系用、先頭が456から459までは新体系用です。
  • 旧体系使用の企業から7桁の追加コードは、向こう3年間の必要アイテム数を確認の上、追加割り当てされる。
  • 2001年以降でも新規申請時に5万アイテム以上保有する企業に対しては、状況確認の上、7桁コードを割り当てる。

 

情報資料:コードセンターニュース(平成12年1月1日号)



Last Update : 2023/04/26