バーコードスキャナ インターフェースについて
スキャナには、機種によって異なりますが、キーボードウェッジインタフェース,USBインタフェース,シリアルインタフェースがあります。
キーボードウェッジインターフェース
キーボードウェッジは、キーボードからのデータ信号に割り込む形で接続されます。
バーコードスキャナは、読み込んだバーコードデータを、該当するキーボード文字のキーコード(スキャンコード)に変換してパソコンに送信します。キーボードとバーコードスキャナは、同じ信号線を使用してデータを送ります。
接続方法は、パソコンの電源がOFFの状態で、Y型に分岐したスキャナケーブルの、パソコン接続用コネクターを、パソコンのキーボードケーブルが接続されていた所につなげ、キーボード接続用コネクターと、キーボードケーブルを接続します。キーボードから入力もできます。パソコンの電源をONにします。
USBインタフェース
パソコンの、USBコネクターに、スキャナケーブルを差し込みます。電源を落とす必要はありません。
シリアルインタフェース
シリアルインタフェースは、キーボードとは別のインタフェ−スからデーターを入力でき、キーボードデーターと バーコードデータの入力に対する処理が明確に行えるので、専用のシステムを組む場合有用です。シリアルポートに、スキャナーケーブルを差込、ケーブルにACアダプタをつなげて、電源を供給します。
※ソフトがないとシリアルインタフェースは使えません。
バーコードスキャナーは専用ソフトもいらず、添付されている初期設定シートのバーコードをスキャンするだで、使えます。スキャナは、読み取ったバーコードデーターの後に、指定された区切り用のコードを付けて、パソコンへデーターを送ります。これをターミネータといい、初期設定では、キャリッジリターンで、改行になります。ターミネータなしや、スペース等に変更できます。他にバーコードデータの前後にASCII文字コードを追加できます。
バーコードをスキャンする時に押すスイッチを、トリガースイッチといい、設定によってスイッチを押さずに、読み込めたり、スイッチを押すたびに、ON/OFFに切り替わるなど、設定があります。おおまかな設定をあげましたが、用途によって細かく設定できます。また、スキャナの機種によっては、設定の内容や、読み込めるバーコードの数など異なります。
Last Update : 2011/09/09
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