CCDバーコードスキャナの消費電流実測値


弊社にてバーコードスキャナの消費電流のチェックを行いました。その結果を以下に示します。
機種名 待機時 LED ON ローパワーモード
BCS71PS 60.0mA 126.2mA  
BCS83TPS 57.6mA 124.7mA  
VT3080PS 21.7mA 86.3mA 0.0mA
ST3400HD18 47.0mA 77.6mA  
ST3400LR18 47.0mA 110.0mA  
ST3400LR12 69.2mA 145.4mA  
  • VT3080PSは、LED消灯後約5秒でスタンバイ状態になります。
    ローパワーモードが設定されている場合、スキャナがスタンバイ状態に入ると、弊社のデジタルテスターでは測定限界(0.1mAまで電流測定)以下まで消費電流が低下しました。
  • 読み込み後のデータ転送は瞬時行われ、その後LEDが切れるため、瞬間電流値は測定できませんでした。
参考までに、一般的な外部接続型(PS2タイプ)のキーボード(SMK8851)消費電力も測定してみました。
キーボードのLED状態 消費電流
LED全OFF 59.1mA
LED1個ON 69.1mA
LED2個ON 78.6mA
LED3個ON 87.8mA
  • キーボードのキーをタイプすることによる動作時の電流変化はほとんど見とめられませんでした。
  • Lock表示用(Num,Scroll,Caps)LEDの違いによる電流差はありませんでした。

キーボードにおいては、LEDを1個点灯すると約10mA程度の電流を消費します。
スキャナを接続した場合、待機時においてキーボードと同程度の消費でした。
今回評価した装置においては、全ての機種で消費電流はメーカスペック以下に収まっていることを確認しました。
その中で、VT3080のみが待機及び動作電流がかなり低く設計されており、さらにローパワーモードを使用することで、ノートブック等電池での使用においてもほとんど気にならないレベルまで待機電力が減ることが確認されました。
測定装置 サンワCDA-701 0.1mA単位のデジタルテスタ
被測定スキャナ 弊社貸し出し用機器のうち、無作為における1台
接続パソコン DOS/Vにスキャナを単独接続して測定
測定日 平成10年9月1日 本社社屋内にて測定

※本測定はテクノベインズ社内において独自に行われた調査結果をまとめたものであり、すべての同種類製品における性能を保証したものではありません。

Last Update : 2011/09/09


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