コネクタ留めネジについて( インチネジ - ミリネジ )


RS232通信ケーブルなどで使用されているD-Subコネクタの留めネジは、日本製の製品では従来ISO(ミリ)ネジが使用されていました。

左からD-Sub(ディーサブ)9ピン オス、D-Sub9ピン メス、D-Sub25ピン オス、D-Sub25ピン メス


しかし、現在主流となっているDOS/Vなど米国、台湾製のパソコンやプリンタなどの周辺機器ではインチネジが使用されています。
現在日本国内で販売されている非常に多くのパソコンはDOS/V互換となっていますので、それらと接続する周辺機器やケーブルはインチネジとなっています。
コネクタ部分は同じものですが、ケーブルが抜けないようにとめるためのネジが異なります。

インチタイプとミリサイズではネジ自体の直径は、ほぼ同じで、ねじ山のピッチが異なります。
見た目にほとんどわかりませんが、異なってネジを差し込んだ場合、無理にねじ込むとねじ山が壊れます。
インチとミリの異なった組み合わせになった場合、いちばん先端の部分はネジがかかりますが半回転から2回転くらいまわしただけで締め付けが固くなります。(そのまま無理にねじ込むとネジが壊れます。)

外付けモデムやプリンタなど以前から国内で使用されている製品の場合、ミリネジを使用している場合が多いのでご注意ください。

※特にPC-9801など、以前のPCはほとんどミリネジですので、それらパソコンまたはその対応周辺機器と接続を行う場合注意が必要です。

screwcmp.jpg (29865 バイト)
どちらもD-Sub9ピンコネクタです。 ネジ部分の拡大


Last Update : 2011/09/09

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