Q and A. ネットワークドライブ

 

Q.ネットワークドライブに実行プログラム(EXE)を置いてアクセスした場合、プログラム起動時にエラーが出る。

 

A.ネットワークドライブにEXEプログラムを置いて、ローカルマシンからネットワーク上のEXEを実行すると以下のダイアログメッセージが出力されることがあります。

 

共通言語ランタイム
アプリケーションで、ハンドルできない例外が発生しました。

 

これはエラーでなく、ご使用されているPCのセキュリティ管理 により、実行しようとしたプログラムがセキュリティに引っかかった場合に出力されるダイアログです。

コード・アクセス・セキュリティと呼ばれる機能により、ローカルPCに存在しなアプリケーションの実行は制限されています。

一般的に、近年のコンピュータではセキュリティレベルを高くしているため、他の場所にあるEXEを実行した場合エラーとなります。

※古い開発環境で開発された、セキュリティ機構を持たないプログラムを実行した場合は 、セキュリティ管理できないため、警告はでない場合があります。

 

近年マイクロソフトでは、セキュリティ対応したプログラム開発環境のみを正式サポート対象として提供しています。

テクノベインズで開発しているプログラムでは、これら開発環境に対応していますので、ネットドライブによるExeアクセスは制限を受けます。

使用者側からすると、非常に不便なことになってきていますが、セキュリティ面からすると回避しようがないのが現状です。

 

対応としまして、一般的な回答としましては

    EXEはローカルマシンにインストールすることを強く推奨いたします。

 

 

どうしてもネットワークドライブからアクセスを行いたいかたは、以下をご参照ください。

本資料は参考として、正式な参考文献などから内容を充分にご理解したうえ、お客さまの責任において設定を行ってください。

(充分にネットワークに精通しており、ネットワークやPCの管理をご自分でできる方が対象です。)

設定をまちがえますと、セキュリティが甘くなりますので、充分に気をつけてください。

事前にネットワーク管理者にもご相談ください。

本作業により、お客さまのPCやソフト環境、ネットワークなどにトラブルが発生しても、テクノベインズでは一切 のサポートや保証、対応はできませんので、あらかじめご了承ください。

 

参考Web:

 

以下により、ネットワークドライブにある、特定のプログラムのセキュリティレベルを変更します。

 

以下はWindows XP Professionalの画面です。

また、プログラムが.Net Framework 1.1の場合の設定です。

 

WindowsXPの管理ツールより、Microsoft .NET Framework 1.1 ウィザードを起動します。

アセンブリの信頼を開きます。

 

この例では、このコンピュータへの変更を行うを選択します。環境に合わせてください。

 

参照ボタンで、ネットワークドライブパス上のEXEプログラムを指定します。

 

 

 

通常はセキュリティレベルは最大になっていますので、ネットワークドライブ上のEXEプログラムは実行できません。

 

スライダにより、セキュリティレベルを変更します。

この例では、該当プログラムに対して完全な信頼を行っています。

 

完了前に確認ダイアログが出ます。

完了後、ネットワークドライブ上のExeが実行可能になります。

 

最後に繰り返しになりますが、ネットワークやPCに充分な知識がない場合、設定を間違えると、セキュリティを甘くすることになりますので、

ご注意ください。

くれぐれも、お客さまの責任において作業を行ってください。

Last update:2011/09/09


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