Microsoft Visual Studio Express 2015を使って 外貨両替サンプルソフトのプログラムの内容を変更することができます。

まずは、ダウンロード・インストールをしてみましょう。

 

 

Visual Studio Express 2015をダウンロード ・インストール

 

 

1、こちらのMicrosoftのページから(Visual Studio Express 2015)をダウンロードします。

 

■赤枠のExpress for Desktopのダウンロードをクリックします。

 

 

■ダウンロードが完了するとダイアログが表示されますので実行をクリックしてインストールします。

 

または、ダウンロードフォルダにwdexpress_full_JPN.exe がダウンロードされるのでこちらをダブルクリックして

インストールを行います。

 

 

 

 

 

2、Visual Basic Expressをインストール

 

Step1の作業を進んでいただけますとインストール開始画面が起動しますのでインストールをクリックします。

 

 

 

インストールが完了すると、Windowsボタン → すべてのアプリのアプリ一覧に「VS Express for Desktop」が表示されます。

(Windows10の場合)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Visual Studio Expressを起動

 

VFD256に添付のCD-ROM内に、VFD256Exchangeをフォルダごとお使いのPCにコピーしてください。

コピーしたVFD256Exchangeフォルダ内の、exchange_sampleフォルダを開き、「vfd256sample.sln」をダブルクリックすると、

Visual Studio Express2015が起動します。

※内容を変更する場合は、事前にフォルダーのバックアップコピーをお勧めします。

 

 

起動後に赤枠の「frmvfd256.vb」ダブルクリックするとexchange.exeのデザイン画面が出てきます。

 

 

 

メニューバーの「表示」→「コード」をクリックするとソースプログラムが表示されます。

ソースプログラムを変更することで動作内容を変更することができます。

 

 

 

 

例、ボタンとテキストを1個ずつ新たに追加してみる

 

左側のツールボックス枠の「Button」をクリックし、デザインのフォーム上にマウスカーソルを当ててクリックするとボタンが作成されます。ボタンサイズは手動または、右側のプロパテ内の「Size」で変更が可能です。

 

 

 

 

作成したButton1にカーソルを当てた状態で右側のプロパティ内のTextに「メッセージ表示」と入力すると

Button1にメッセージ表示が入力されます。また、プロパティのNameを「messbutton」とします。

 

 

 

次にTextBoxを作製します。

ボタンと同様にツールボックスからTextBoxを選択しデザイン画面に配置し、プロパティ内容を変更します。

 プロパティ
Name mess
MaxLength 最大32767
Multiline True
TextAlign Right
・MaxLengthはTextBoxに入力する文字桁の設定を行います。ドル売り・ドル買いTextは

 それぞれ6桁までに設定しています。(例100.00)

MultilineはTextBoxの高さを変えたい場合にTrueにします。

・TextAlignは入力された文字を左寄り・中央・右寄りのいずれかで表示するか選択します。

 

ボタンもテキストもさらに色々な設定があります。ここでは説明を省きます。

 

 

 

TextBoXに入力した内容を、メッセージ表示ボタンを押した際にVFD256に表示するようにソースプログラムに追記します。

ソースプログラムのページで先ほど設定した「messbutton」を選択してください。

 

 

次に図のようにCkickを選択してください。

 

 

そうすると、ソースに以下が追加されれます。

これはmessbuttonをクリックした時の動作を表します。

 

Private Sub messbutton_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles messbutton.Click

 

End Sub

 

 

ここにVFD256にmess.Textの内容を送るソースを書き込んでいきます。

mess.Textは先ほど決定したTextBoxの名前です。

 


 

Private Sub messbutton_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles messbutton.Click

 

 Shell("\VFD256DISP\VFD256DISP.EXE /Ml " & mess.Text)

 

End Sub

 

これは単純にmess.Textに入力された文字列を、VFD256に表示するのみです。

パラメータMlは、48dot,1行表示のパラメータです。全角5文字、半角10文字までVFD256に表示できます。

パラメータを変えることで文字サイズや行数を変更できます。

パラメータの種類については付属のVFD256ユーティリティ取扱説明書をご覧ください。

 

※使用するパラメータや表示文字サイズにより、表示位置合わせの対応(スペースを入れて右詰にする等)が

 必要になります。

 

 

ソースプログラムやデザインを変更した場合

 

ソースプログラムやデザインを変更された場合は、exeを新しく作成する必要があります。

 

exeを作製する手段は、

1、メニューバーのファイル→「すべて保存」を行ってください。

2、メニューバーのビルド→「ソリューションのビルド」を選択してください。

   これで新たにexeが作成されます。

3、新しいexeは、VFD256Exchangフォルダ内の、

   exchange_sampleフォルダ→exchangeフォルダ→binフォルダ→Debugフォルダ→exchage.exenになります。

4、新しいexchange.exeをコピーし、exchange_softフォルダ内の、exchange.exeに上書きします。

   以後はそのexeから起動を行ってください。

 

※exchange.exeを別のフォルダに移動させたい場合は、exchange_soft内のデータ全てを 移動先のフォルダにコピーしくてください。