USB3.0における製品使用についてのお知らせ
USB3.0（青いUSBコネクタ）の規格は、2008年11月に正式に仕様（Ver1.0）が確定しています。 正式仕様が確定する前に、ドラフト（暫定）仕様（Ver0.96）が発表されたため、一部のICメーカーにより暫定仕様に基づき 開発されたUSB I/Fチップを搭載したPCが確認されております。
この暫定仕様に基づき開発されたUSB3.0を搭載した複数のPCにおいて、 一部のUSB インターフェース製品［USBメモリ、キーボード、プログラマブルキーボード、バーコードスキャナ等］が 正しく動作しない（機器認識や入力･動作）場合があることを弊社にて確認いたしました。
■この症状はすべての暫定仕様のUSB3.0で発生するものではありません。 症状が発生するPCであっても、PC側のUSB3.0コネクタ位置やドライバソフトの更新状況などによっても、 発生の有無が異なる場合が確認されております。
■USB延長ケーブルなどにより発生の有無が異なる場合が確認されております。
■動作障害発生が確認されたHID製品は、USB2.0ポートのみを搭載したPCでは正常に動作することを確認しています。
■動作障害発生を確認したPCに搭載されたUSB2.0（黒いUSBコネクタ）では正常に動作することを確認しています。 ※暫定仕様のUSB3.0を搭載したPCでは、多くの場合USB2.0も合わせて準備されています。
■また上記HID製品は、USB3.0（Ver1.0)のPCでは正常に動作することを確認しております。 ■本障害は、暫定仕様に基づき開発されたUSB3.0を搭載したPCによるものと考えます。
対応について
USB3.0未満の 正式仕様（Rev1.0)となる前に発表されているドラフト（暫定）仕様に基づき作成されたUSB I/Fチップを搭載したPCを ご使用される場合、暫定仕様のUSB3.0が搭載されたPCが混在する可能性がございますので、弊社としましては以下のように推奨いたします。 通常キーボードを接続する場合、USB2.0（黒いコネクタ）でのご使用を推奨いたします。 USB3.0(青いコネクタ）に接続した際、動作がおかしい場合は暫定仕様のUSB3.0であることが考えられますので、この場合、 USB3.0でのご使用を控え、USB2.0にてご使用ください。
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