VFD256ⅢDLL

VFD256ⅢDLLの使い方

下記の動作環境で、VFD256ⅢのDLLを使用して文字を表示させるフォームアプリケーション制御プログラムを作成します。
動作環境:Visual Studio 2019、Windows 10 64bit版
.NET Framework 4.5
1. Visual Studio 2019を起動します。
「新しいプロジェクトの作成」から「Visual Basic」の「Windowsフォームアプリケーション」を選択します。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順1
2. 「プロジェクト名」を入力、「フレームワーク」を選択して「作成」ボタンをクリックします。
※「フレームワーク」は「.NET Framework4.0」以上を選択
VFD256Ⅲ DLL使い方手順2
3. ソリューションエクスプローラの「My Project」をダブルクリックします。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順3
4. 「参照設定」を選択、「追加」ボタンをクリックします。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順4
5. 「参照」ボタンをクリックします。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順5
6. 「c3Vfd256.dll」「tvc3Vfd256.dll」ファイルを選択、「追加」ボタンをクリックします。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順6
7. 「OK」ボタンをクリックします。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順7
8. 「Form1.vb[デザイン]」タブをクリックします。「ツールボックス」の「コモンコントロール」にポインタを移動し、右クリックして「アイテムの選択」をクリックします。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順8
9. 「.NET Frameworkコンポーネント」タブ内の「参照」ボタンを押します。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順9
10. 「tvc3Vfd256.dll」ファイルを選択し「開く」ボタンを押します。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順10
11. 「Vfd256」にチェックが入っていることを確認して「OK」ボタンを押します。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順11
12. 「ツールボックス」の「コモンコントロール」一覧に「Vfd256」が追加されていることを確認してください。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順12
13. 「ツールボックス」の一覧の「Vfd256」を選択してドラッグアンドドロップで「Form1[デザイン]」のForm1の上に持ってきます。下図のように、「Vfd2561」が表示されます。
VFD256Ⅲ DLL使い方手順13


サンプルプログラム

Formに以下のようにコントロールを配置します。
フォーム名:VFD256IIISample
接続方法コンボボックス:CmbPort
文字入力用テキストボックス:Text1, Text2, Text3, Text4
表示ボタン:BtnDisp
クリアボタン:BtnClr
終了ボタン:BtnExit
VFD256Ⅲ DLLサンプルプログラム

Imports c3Vfd256.ClsVfd256

Public Class VFD256IIISample

  Private Sub VFD256IIISample_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load

    Dim list As New ArrayList()

    '接続ポート一覧を取得
    For Each portName As String In My.Computer.Ports.SerialPortNames
      list.Add(portName)
    Next

    If list.Count = 0 Then
      CmbPort.SelectedText = ""
    Else
      CmbPort.SelectedText = list(0).ToString
    End If

  End Sub

  '表示ボタン押下時
  'エラー処理は省略しています
  Private Sub BtnDisp_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles BtnDisp.Click

    'VFD256Ⅲに書き込む文字を設定
    Vfd2561.Msg0 = Text1.Text
    Vfd2561.Msg1 = Text2.Text
    Vfd2561.Msg2 = Text3.Text
    Vfd2561.Msg3 = Text4.Text

    '接続ポートを指定
    Vfd2561.Port = CmbPort.Text

    'VFD256ⅢにMa3モード(32dot,2行)で表示
    Vfd2561.DispVFD(c3Vfd256.ClsVfd256.TypeDispMode.a3_2_32_32)

  End Sub

  'クリアボタン押下時
  'エラー処理は省略しています
  Private Sub BtnClr_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles BtnClr.Click

    '接続ポートを指定
    Vfd2561.Port = CmbPort.Text

    'VFD256Ⅱの表示をクリア
    Vfd2561.CLS()

  End Sub

  '終了ボタン押下時
  Private Sub BtnExit_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles BtnExit.Click
    Application.Exit()
  End Sub

End Class