VFD2002Eシリーズをご使用されているお客様がVFD2002Uに変更される際の必要な手順について。
・VFD2002Eからの変更
インターフェースがUSBCOMになりますのでドライバのインストールが必要です。
VFD2002Eのコマンドとは互換ですので特にプログラムの変更は必要ございませんが、USBCOMに対応するようにCOMポート番号やシリアルポートオープンからクローズまでのタイミング等を変更してください。
・VFD2002E/USBからの変更
どちらもUSBCOM制御ですが、USBCOMドライバが異なりますのでドライバのインストールが必要です。
ポート番号が変更になると思いますので、プログラム側のポート番号を変更をしてください。
・お客様のプログラムから付属ユーティリティやDLLを使って制御されている場合
VFD2002EとVFD2002U用のユーティリティやDLLは共通ですが、USBCOMに対応するため、最新版に置き換えてご使用ください。
ユーティリティやDLLの名称は同じですので、置き換え後にプログラムを変更する必要はございません。
VFD2002U、VFD2002E、VFD2002E/USBの接続方法の違い
VFD2002UはUSBケーブルが本体から直接出ているのに対し、VFD2002E/Uは、シリアル⇒USBコンバータ(USB232-00)が付属したモデルです。VFD2002UはACアダプタおよびコンバータが不要です。
■桁落ちが発生する場合
VFD2002Uに変更した際に、桁落ちが発生する時はこちらをご参照ください。
① お客様のプログラムから実行ファイルを呼び出す
VFDDISPは、お客様が開発されたプログラムから実行させ表示を行うこともできます。
パラメータを付けて呼び出すことで、VFDDISPのダイアログを表示せずに制御できます。
またVFDDISPユーティリティ用DLLを使用した表示で、シリアル通信・ソケット通信にも対応しています。
② お客様のプログラムから制御コマンドを送る
プログラムから制御コマンドを送りVFD2002Uに表示することができます。
Visual Basic 2013からVFD2002Uに表示するサンプルプログラムを公開しております。
・VB2013からカスタマディスプレイVFD2002EおよびVFD2002Uにメッセージを表示する
・(旧)VB2005からカスタマディスプレイVFD2002Uにメッセージを表示する
③ OPOSドライバで表示
互換コマンドモードとして、OPOS ADKサンプルプログラムで動作を確認しております。
他のOPOSアプリケーションでの動作確認は行っておりません。
※OPOS ADKサンプルプログラムで動作は確認しておりますが、OPOSでの動作保証はおこなっておりません。
延長ポールで現場に合わせて表示ユニットの高さがかえられます。
VFD2002U-W | VFD2002U-B | |
---|---|---|
本体色 | ホワイト | ブラック |
表示器 | 蛍光表示管VFD | |
表示色 | Blue Green | |
輝度 | 350〜700cd/㎡ | |
表示フォント | 5(H)×7(V)ドット マトリックス | |
表示文字種 | 95英数、32国際(カナを含む) | |
表示文字寸法 | 5.25mm(W)×9mm(H) | |
表示数 | 20桁 2行 | |
表示ピッチ | 文字桁間隔8.0mm 行間隔10.5mm | |
コマンド互換モード | CDF22VRS, DSP800, DM-D101II/110, UTC/S, UTC/P, AEDEX, ULTIMATE, CD5220 | |
供給電源 | USBより供給 +5VDC | |
本体消費電力 | 2.3W(最大) | |
MTBF | 30,000時間(通電時間) | |
インターフェース | USB COM | |
コネクタ | パソコン接続用:USB-A オス | |
寸法仕様 | 表示ユニット:幅224mm x 奥行50mm × 高さ93mm 台座:幅206mm x 奥行106mm 台座+表示ユニット:高さ193mm 延長ポール:長220mm、短88mm | |
対応OS | Windows 10(32bit、64bit) 、 11 | |
表示部可変角度 | 上下角度 最大45º、左右回転角度 最大340º | |
本体質量 | 約670g(長短ポール含む) | |
環境仕様 | 動作温度 +5℃〜+45ºC、保存温度 -10℃〜+50ºC、湿度 0%〜85%RH 結露無き事 | |
付属品 | 支持ポール(長、短)、ネジセット |
Last Update :2023/12/20
漢字対応カスタマディスプレイ、釣り銭表示、金額表示機、レジ表示機