BASIC-programmable Ethernet Board

テクノベインズは、Tibbo製品の公式ディストリビューターです。
  EM500経由での、PICマイコンによるエコーバック通信
 

     ユニバーサルボードにPICマイコンなどを実装し、動作させるプログラムを作成します。最初にボードに追加するパーツなどを説明します。その後にPICマイコンで動作させるプログラムを説明します。

    ユニバーサルボードにパーツを追加する

    1. ユニバーサルボード上に用意されたパターンに、部品番号IC1のPIC16F1827、C4のコンデンサ、R7の抵抗器、R8の抵抗器をはんだ付けします。必要に応じてICソケットを使用してください。
      こちらに回路図UBPIC500A-ST 部品表UBPIC500A-FL 部品表を用意しました。参照ください。

      ブザー(BZ1)を実装する際の注意点


    2. 次に、EM500ボードのLAN側から仮想シリアル(RS232C)で通信するための準備を行います。
       →Tibbo VSP Managerの設定


    3. LAN側の仮想シリアルとEM500モジュールのシリアルポート通信のため、PCで使用する通信ソフトとしてTera Termをダウンロードします。Tera Termのインストールが終わったら起動します。
      起動したウインドウで「シリアル」のラジオボタンをクリックします。「ポート」が選択できるようになるので、仮想シリアルを設定したCOMポート番号を選択します。


      Tera Termのメインウインドウが表示されたら、メニューから、「設定」-「シリアルポート」を選びます。
      シリアルポートの設定ウインドウで「ボー・レート」を38400に設定。「フロー制御」を「none」に設定します。「OK」ボタンをクリックし、メインウインドウに戻ります。


    プログラムを作成する

    1. PICマイコンでプログラムを作成するための統合開発環境である「MPLAB X IDE」をインストールします。MPLAB X IDEをインストール後に、プログラム開発言語として使用する、Cコンパイラをインストールします。
      MPLAB X IDEとCコンパイラはこちらからダウンロードできます。

       MPLAB X IDE
       MPLAB XC8 コンパイラ

    2. インストールが終わりましたらMPLAB X IDEを起動し、ユニバーサルボード用のサンプルプログラムを読み込みます。
       こちらから→PIC_serial01.zipファイルをダウンロードし、展開した状態にします。

       MPLAB X IDEに戻り、メニューから[File] - [Open Project...]を選択します。ファイル選択のウインドウが開きますので、先ほどのzipファイルを展開した場所から、"PIC_serial01"を選択し「Open Project」ボタンをクリックします。暫くするとMPLAB X IDEの左上部の「Project」タブに「PIC_serial01」のプロジェクトが読み込まれます。左横をクリックしてプロジェクトを開きます。続けて「Source Files」を開き、「main.c」ファイルをダブルクリックします。ウインドウの右側に「main.c」のソースファイルが開かれます。

      プログラムソースの内容は、PCのTera Termに文字が入力されると、PICマイコンに受信割り込みが発生し、受信したデータ(文字)をそのまま送信しています。詳しくはソースファイルのコメントを参照ください。

    3. ソースファイルのビルド(コンパイル)を行います。ユニバーサルボードのCN4のコネクタにプログラムデバッグ用のPICkit3を接続し、ユニバーサルボードの電源を入れます。
      MPLAB X IDEに戻り、メニューから[Run] - [Build Project(PIC_serial01)]を選択します。ソースファイル画面の下の[PIC_serial01(build. Load)]タブに、ビルド処理の進行状態が表示されます。この表示が[Loading completed]になると、ビルドは終了です。

    4. デバッグ実行を行います。メニューから[Debug] - [Debug Project(PIC_serial01)]を選択し、デバッグを開始します。ソースファイル画面の下の[PICkit 3]タブに、デバッグ準備の進行状態が表示されます。この表示が[Running]になると、プログラムがデバッグ実行となります。
      プログラムの動作については、後述する「プログラムの動作確認」を参照ください。
      デバッグを停止するにはメニューから[Debug] - [Finish Debugger Session]を選択します。


    5. プログラムをPICマイコンに書き込む場合は、メニューから[Run] - [Run Project(PIC_serial01)]を選択します。ソースファイル画面の下の[PICkit 3]タブに、Run処理の進行状態が表示されます。この表示が[Programming/Verify complete]になると、プログラムが書き込まれ実行状態となります。この状態から、ユニバーサルボードの電源を切り、PICkit3を取り外し、再度電源を入れると、PICに書かれたプログラムが実行されます。

    プログラムの動作確認

      メインウインドウで、キーボードから適当に文字を入力し、ウインドウに入力した文字が表示されることを確認してください。キーボードから入力した文字が、そのままTera Termのウインドウに出力されれば、動作は正常です。


    これで、「EM500経由での、PICマイコンによるエコーバック通信」の動作確認は終了です。

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